ローソク足とは?
「日本の経済指標が悪かった!」というニュースが流れても、人それぞれとり方が違うので、円を売る人もいますし、逆に円を買う人もいます。結局、売る人と、買う人の押し合いになって、売る人が円は下がって、買う人が優勢なら円は上昇します。主に、このように売る人と、買う人、どちらが優勢なのかを見たのがテクニカル分析です。
まずは、テクニカル分析のもっとも基本となる「ローソク足」について説明します。
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ローソク足とは?
まずは基本になるローソク足チャートの見方について説明します。下図がローソク足と言われるものです。
このローソク足には、特定期間中、どのように値動きしたのかが示されています。始めのうちは、ややこしいかと思うので、少しずつ説明していきます。
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陰線、陽線
10月1日の7時から10月2日の7時までの1日間、以下のように値動きしたとします。
始値と終値を比べてみてください。どちらが高いですか?
※)始値とは市場開始時の値、終値とは市場終了時の値のことです。
そうですよね。終値の方が高いですよね。
このように、「始値<終値」になった時、以下のように、ローソク足を、白抜きにします。このように白抜きのローソク足のことを、「陽線」といいます。
一方、以下の場合は、「始値>終値」となっていますよね。
このような場合、ローソク足を、黒くします。このように、黒いローソク足のことを陰線といいます。
ヒゲを足す!
あとは以下のように、上下に「ヒゲ」を足すだけです。
ヒゲは簡単です。
その日のうちの「高値」を上に書いて、その日のうちの「安値」を下に書くだけです。
2つの例をみてみます。
■例1
■例2
ローソク足のまとめ
ローソク足を見ると、以下の4つがわかります。
1.始値:市場開始時の値
2.安値:その日最も低かった値
3.高値:その日最も高かった値
4.終値:市場終了時の値