移動平均線とは?

為替レート・株価は、日々変動しますよね。なので、大きな目で見て、今、為替レート・株価が上がっているのか、下がっているのか、わかりにくいですよね。



そこで、「移動平均線」の登場です。

学校のテストで、5科目の平均をとれば、大雑把な自分の学力が測れたのと同じように、為替レート・株価の平均をとれば、大体の今の傾向(トレンド)を見ることができます。ただ、為替レートや株価は日々変動しているので、普通に平均を取ることができません。なので、「移動平均」の登場というわけです。

移動平均線とは、大雑把に解説すると、例えば下図のように一定期間で(下図の場合だと3日毎)、平均をとっていって、その線を結んでいけばできる線のことです。



ちょっと、わかりにくいですよね。安心してください。

移動平均線は、証券会社のチャートで自動的に出てきますし、エクセルでも計算できますので、この詳しい計算方法を知らなくても大丈夫です。大体のイメージさえつかんでおけばOKです。そこで、大体のイメージについて説明します。

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移動平均線のイメージ

下図の赤い点を結んでみてください。



図1だと、元の黒い線と同じような線になりますよね。ただ、元の黒い線より、多少、右にズレています。
※)グラフの頂点に注目すると、ズレているのが、わかるかと思います。



一方、図2だと、元の黒い線を、なだらかな形にしたような線になりますよね。そして、右へのズレが、ひどくなっています。

かなり大雑把な話ですけど、上記の赤い線は移動平均線です。

図1のように、例えば、1日毎に平均をとっていくなど、「短い期間」で平均をとっていくと、元の線(上図でいうと、黒い線の部分)と、同じような形になります。しかし、多少、右にずれます。

一方、図2のように、例えば、20日毎に、平均をとっていくなど、「長い期間」で平均をとっていくと、元の線(上図でいうと、黒い線の部分)を、なだらかな形にしたようになります。しかも、右へのズレは大きくなります。



つまり、平均をとる期間を短くすればするほど、元の線と同じになってきて、平均をとる期間を長くすればするほど、元の線と比べて、なだらかになるわけです。しかも、平均をとる期間を長くすればするほど、ズレも大きくなるわけです。

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移動平均線の見方

この移動平均線を考案した「アメリカの株価分析家ジョセフ・E・グランビル」か、誰かは知りませんが、為替では、21日線、90日線、200日線が重要だと言っているそうです。なので、証券会社などでは、21日線、90日線、200日線が、自動的に出るようになっています。

ちなみに、以下の図の「赤線」「青線」「緑線」が、それぞれ、21日線、90日線、200日線に該当するとするなら、どの線が、何日線なのか、わかりますよね。



答えは以下です。
赤線:21日線
青線:90日線
緑線:200日線

さて、この移動平均線の見方ですが、それは次にということで。

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