FXで損をする確率を減らそう!

1ドル100円が1ドル110円になったり、1ドル90円になったり、為替は常に変化しています。では、なぜ為替は変化するのでしょうか。結論から言えば、ものすごく多くの要因があって、「これが変化の原因だ!」というように、はっきり特定できません。

「為替の変化の原因がわからないなら、損するか得するかの確率は50%で、損する確率を減らすことができないのでは?」と思われたかもしれません。でも、損の確率を減らす方法があります。以下の2つの分析ができるようになれば、損をする確率を減らすことも可能になります。

  1. ファンダメンタルズ分析
  2. テクニカル分析

というわけで、ここではファンダメンタルズ分析とテクニカル分析について解説します。

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ファンダメンタルズ分析

例えば、極貧国の「にゃんこ国」があったとします。ある日、にゃんこ国で石油・ダイヤモンドなどが大量に出てきました。その資源のおかげで、信じられないスピードで急速に経済が発展して、にゃんこ国の株式会社は信じられないスピードで大きくなっていったとします。そして、この先も、にゃんこ国の株式会社は大きくなっていくとします。皆さんならどうしますか?

財産をすべてつぎこんででも、この国の企業の株式を買いませんか?成長に伴って株価は2倍、3倍…などとなっていき、大儲けできる為です。

でも、皆さん、考えることは同じです。にゃんこ国の株式を買おうとする人は殺到してしまいます。

ところで、にゃんこ国にある企業の株式を買おうと思えば、円を、にゃんこ国の貨幣である「ワン」に変えなければなりません。1ワンは100円の価値があったとします。皆さんが円をワンに変換しようと殺到すると、どういったことが起きると思いますか?

例えば、オークションで、多数の人が買いたいと思っている品物の価格がドンドン上がっていくことを思い出してください。それと同じです。多数の人が、「円をワンに変換する=円でワンを買おうとする」ので、1ワン100円だったのが、1ワン200円、300円…と、ワンの価値が上がっていきます。

つまり、にゃんこ国の経済の発展が円とワンの為替に影響を及ぼすのです(もっとも実際の話はこれほど単純ではありませんが)。つまり、為替は各国の政治・経済等によって変わっていくのです。そこで、各国の経済状態を表す「GDP」などの経済指標を見て、「前回よりGDPがよくなるので、この国は経済状態がよくなるから、為替はこう変化するだろう」と分析するのが「ファンダメンタルズ分析」です。

ファンダメンタルズ分析には経済の知識が必要不可欠です。

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テクニカル分析

再び、にゃんこ国の例を使います。にゃんこ国は、相変わらず成長しています。しかし、ある日、「にゃんこ国の石油・ダイヤモンドが産出されなくなりました」というニュース速報が入ったとします。皆さんは、にゃんこ国に預金していたとします。皆さんなら、どうしますか?

「今後にゃんこ国の経済は悪くなる→にゃんこ国の貨幣であるワンの価値も下がる→損する→だから手元にあるワンをすべて円に変える!」と考える人もいると思います。

でも、逆に「既ににゃんこ国では石油・ダイヤモンドに頼らなくても、他の商売で大成功を収めている→今後もにゃんこ国は成長を続ける→このニュース速報で、ワンの価値が下がるはず→円をワンに変えるチャンス!」と考える人もいます。

同じニュースなのに、人それぞれ考え方が違うので、ワンを買う人と、ワンを売る人の両方に分かれます。その結果、ワンを買おうとする人と、ワンを売ろうとする人の押し合いになります。押し合いの結果、買おうとする人が優勢なら、ワンの価値は上がりますし、売ろうとする人が優勢なら、ワンの価値は下がります。つまり、買おうとする人と売ろうとする人の押し合いの結果、為替は変化するのです。

そこで、売り買いどちらが優勢なのか、チャートを見ながらシグナルを見つけたり、チャートにどのようなシグナルがでれば、どのように為替が変化するのかを分析したのが「テクニカル分析」なのです。
※)チャートは後で説明します。

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